ポルトガルへの移住を検討する上で、「仕事をどうするか」は重要なテーマのひとつです。ビザや労働許可、ポルトガル語の必要性、職種ごとの就労事情など、事前に知っておくべき情報をまとめて解説します。
ポルトガルで働くための基本条件
ポルトガルでの就労には、ビザの種類や労働許可の有無といった法的な条件を正しく理解することが欠かせません。ここでは、ポルトガルで働くうえで押さえておくべき基本的な制度やルールを簡潔に整理します。
渡航後にトラブルを避けるためにも、就労に関わる前提条件を事前に確認しておくことが重要です。
ビザの種類と就労可否
ポルトガルで合法的に働くためには、就労可能なビザが必要です。
| ビザの種類 | 主な対象者 | 就労可否 | コメント |
|---|---|---|---|
| 就労ビザ（D1ビザ） | ポルトガル企業に雇用される人 | 可 | 雇用契約書が必要。企業がポルトガル国内の人材で補えないことを証明する必要あり。 |
| 高度技能者ビザ（EUブルーカード） | 学位保有者などの高度専門職 | 可 | EU域内での就労が可能。最低年収要件あり（例：年€40,000以上） |
| 学生ビザ | 大学・語学学校などに通う留学生 | 原則不可（※制限付きのアルバイト可） | 最大週20時間のパートタイム就労が認められる場合あり。 |
| デジタルノマドビザ（D8ビザ） | 海外企業と契約しているリモートワーカー | 可（※条件あり） | 月収€3,280以上などの収入証明が必要。 |
| 自営業ビザ（フリーランスビザ） | ポルトガルで個人事業を行う人 | 可 | 業務計画書、契約書、クライアント証明などが求められる。 |
| 起業家ビザ（スタートアップビザ） | 革新的ビジネスを立ち上げる予定の起業家 | 可 | IAPMEIの承認が必要。投資計画と雇用創出が評価対象。 |
| 非営利ビザ（D7ビザ） | 労働を伴わず資産や年金収入で生活する人 | 原則不可 | 賃貸収入や年金などがあっても、原則として就労はNG（副業も要注意） |
| 家族滞在ビザ（Family Reunification） | ポルトガル在住者の家族 | 可（※就労は原則可能） | 配偶者・子どもなど。家族滞在許可には就労許可が含まれるケースが多い。 |
各ビザには細かい要件や例外があるため、詳細はポルトガル移民局（SEF）や各ビザごとの個別記事をご覧ください。
労働許可の必要性
ポルトガルで現地企業に雇用されて働く場合、就労ビザ（D1ビザ）に加えて「労働契約書」が必要です。この契約をもとに、移民局（SEF）や労働監督機関への届出が行われ、合法的な就労が認められます。
通常、申請手続きは雇用主が主体となって進めますが、ビザ申請者も事前に必要書類を揃えておく必要があります。特に「そのポジションがポルトガル人やEU市民で代替できない理由」の説明が求められることもあり、審査には一定の時間と手続きの煩雑さを伴います。
なお、D8ビザ（デジタルノマド）や自営業ビザのように、雇用契約を必要とせずに就労可能なビザもあります。自身の働き方に応じて、ビザと労働許可の関係性を事前に把握しておくことが重要です。
ポルトガル語のスキルは必要？
ポルトガルで働くうえで、ポルトガル語のスキルは「必須ではないが、あると大きな武器になる」といえます。特にローカル企業での就職や、接客・行政対応が伴う職種では、日常会話レベル以上の語学力が求められる傾向にあります。
一方で、語学力が不十分な場合でも働ける環境もあります。たとえば以下のようなケースでは、ポルトガル語力が限定的でもチャンスがあります。
- 日本食レストランや日本人オーナーのビジネス
- リスボンやポルトの観光業界（英語対応が一般的）
- IT・Web開発など、英語を社内共通語とするスタートアップ
とはいえ、生活面や行政手続きでもポルトガル語が必要になる場面は多く、移住後の安定した暮らしや就職の幅を広げるためにも、渡航前から少しずつ学習を始めておくのが理想的です。
ポルトガルで見つかりやすい仕事の種類
ポルトガルにおける就職事情は、都市や産業、語学スキルによって大きく異なります。ここでは、比較的仕事が見つけやすい分野や、日本人に人気のある職種を紹介します。雇用機会や求められるスキルを理解することで、自分に合った働き方を見つけやすくなります。
現地採用で多い職種
ポルトガルでは、特に以下の業界で人材需要が高く、比較的採用されやすい傾向にあります。
- 飲食・サービス業（レストラン・カフェ）
リスボンやポルトなどの観光都市では、日本食レストランをはじめ、各国の料理店での求人があります。接客中心の業務が多いため、基本的なポルトガル語が求められるケースがほとんどです。 - 観光業・ホスピタリティ業界
旅行者が多いポルトガルでは、ホテルスタッフ、ツアーガイド、観光案内所などで英語＋ポルトガル語が活かせます。外国人観光客向けサービスでの採用も見込めます。 - カスタマーサポート・コールセンター
多言語対応が求められるカスタマーセンターでは、日本語スピーカーのニーズもあり。外資系企業やBPO（業務委託）会社で、ポルトガル語が必須でない場合もあります。
日本人に人気の職種
語学に自信がない方や、日本文化やスキルを活かしたい方には、以下のような職種が選ばれる傾向にあります。
- 日本語教師・個別レッスン
日本語学習者向けの授業やオンラインレッスンが中心。資格がなくても働けるケースもありますが、教師養成講座の修了や日本語教育経験があると有利です。 - 日系企業スタッフ
現地に進出している日系企業や関連法人では、日本人スタッフを採用するケースがあります。営業、翻訳、現地コーディネーターなど、バイリンガル人材が重宝されます。 - 通訳・翻訳・観光ガイド
日ポ・英日の翻訳・通訳業務や、現地での日本人観光客向けガイドなど、日本語を中心にした仕事も一定の需要があります。多くはフリーランス契約となるため、柔軟な働き方が可能です。
こうした職種は、求人の数自体は限られていますが、ネットワークやタイミング次第で就業のチャンスがあります。自分の強みを活かせる分野を探ることが、ポルトガル就職成功のカギとなります。
ポルトガルでの仕事の探し方
ポルトガルで働くには、自分に合った方法で求人情報を収集することが重要です。言語スキルや滞在ステータス、希望職種によって適した探し方は異なりますが、主に以下の3つの方法が一般的に活用されています。
求人サイトの活用
ポルトガルでも、求人情報の多くはオンラインサイトで掲載されています。職種・地域・言語スキルの条件を絞って検索できるため、現地に渡航する前でも有力な情報収集手段となります。
代表的な求人サイトには「Net-Empregos」「Expresso Emprego」「Indeed Portugal」などがあり、一部は英語対応ページも存在します。ただし、掲載情報は基本的にポルトガル語が多いため、一定の読解力は求められます。
転職エージェントの利用
海外就職に対応している日系または多国籍の転職エージェントを活用するのもひとつの方法です。ポルトガルに拠点を持つエージェントや、欧州全体を対象とする外資系エージェントから求人を紹介してもらうことができます。
エージェントを通じることで、履歴書の作成支援や面接対策といったサポートも受けられますが、登録者の条件やタイミングによって紹介される求人が限定されることもあります。
ネットワークや紹介経由での就職
現地に住む知人や日本人コミュニティからの紹介を通じて就職につながるケースも少なくありません。特に日系企業やスタートアップ、小規模ビジネスでは、公式な求人が出ていないこともあり、非公開のポジションが口コミで広まることもあります。
FacebookグループやLINEの在住者コミュニティに参加しておくことで、タイムリーな求人情報を得やすくなるほか、現地での生活や働き方に関するリアルなアドバイスを受けられる可能性もあります。
このように複数のルートを組み合わせることで、より効率的に自分に合った仕事を見つけることが可能です。ポルトガルでの就職活動では、オンラインだけでなく「人とのつながり」も重要な鍵となります。
フリーランス・リモートで働く場合
ポルトガルは近年、デジタルノマドやフリーランスにとって非常に魅力的な国となっています。柔軟なビザ制度、整ったインフラ、比較的安価な生活費、そしてリモートワーカーに寛容な文化が相まって、ヨーロッパでも注目の滞在先です。
デジタルノマドビザ（D8ビザ）について
2022年末にスタートした「D8ビザ（通称：デジタルノマドビザ）」は、海外の企業に雇用されている、または自営業者がポルトガルに居住しながらリモートで仕事をすることを正式に認める制度です。
- 対象者：EU外の国籍を持つリモートワーカーやフリーランサー
- 収入要件：月額約€3,280以上（ポルトガルの最低賃金の4倍）
- 必要書類：
- 雇用契約書またはクライアントとの業務委託契約書
- 安定収入の証明（直近3〜6ヶ月の銀行明細など）
- リモートワークが可能であることの証明
- 滞在先住所（賃貸契約書など）
- 滞在期間：初回1年（延長可）、5年目以降は永住権の申請資格も得られる
このビザを取得すると、ポルトガルの社会保障番号（NISS）を取得して正式に税務登録することも可能となり、リモートワーカーとしての法的立場が明確になります。
ビザ制度の概要や法的条件については、ポルトガル政府・移民庁（AIMA）や外務省の情報が参考になります。
実際のビザ申請（日本国内からの申請）は、ポルトガル大使館の委託先である VFS Global を通じて行います。
最新情報は以下の公式サイトでご確認ください：
VFS Global（ポルトガルビザ申請センター・日本語）：https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/prt/
ポルトガル大使館（東京）公式サイト：https://www.toquio.embaixadaportugal.mne.gov.pt/ja/
フリーランス登録（Recibos Verdes制度）
ポルトガルで自営業として働く場合には、「Recibos Verdes（レシボス・ヴェルデス）」と呼ばれる電子インボイス制度に登録する必要があります。これはフリーランサーや個人事業主向けの納税制度で、仕事ごとに請求書をオンラインで発行・管理できる仕組みです。
- 登録手続き：
- ポルトガルの税務局（Finanças）にて個人納税番号（NIF）を取得
- 社会保障番号（NISS）を取得
- Recibos Verdesのオンラインアカウントを開設（Portal das Finanças上）
- 税制上の扱い：
- 年間売上が€13,500以下であれば「簡易課税制度（regime simplificado）」が適用
- 必要に応じてIVA（VAT）登録も必要
- 所得税・社会保険料の申告と支払いが義務
会計処理や確定申告の負担を軽減するため、多くのフリーランスは会計士と契約しています。
リモートワークの実例と注意点
日本の企業と契約して、ポルトガルからリモートで働くケースは年々増加しています。特にD7ビザやD8ビザを利用し、生活拠点をポルトガルに移しながら、収入源は日本または海外にあるというスタイルが一般的です。
注意すべきポイント：
- 時差：日本との時差は通常-9時間（夏時間中は-8時間）。ミーティングの時間帯に工夫が必要。
- 通信環境：ポルトガルは主要都市であればWi-Fi・モバイル通信ともに高速・安定。地方都市でもコワーキングスペースの選択肢が増えている。
- 税務面の配慮：ポルトガル居住者になると、グローバル所得に対して課税対象となる可能性あり。**NHR制度（非定住者税制）**を活用すれば一定期間は優遇措置が受けられる場合も。
また、日本との二重課税を避けるために、日葡間の租税条約や課税地の取り扱いにも注意が必要です。税理士への事前相談を強くおすすめします。
まとめ
ポルトガルは法制度・通信インフラ・気候・物価すべてのバランスが良く、リモートワーカーにとって最適な環境が整っています。個人事業主としての登録も比較的スムーズで、英語が通じる専門家のサポートも受けやすいため、海外からのフリーランス移住先として非常に実用的な国です。
給与・物価・生活費のリアル
ポルトガルの平均給与と最低賃金
ポルトガルの法定最低賃金（Salário Mínimo Nacional）は、月額約€820（2024年時点・手取りでは約€740前後）です。これはEU諸国の中では比較的低めの水準にありますが、それに比例して生活コストも抑えめです。
一方、ポルトガル全体の平均月収は€1,200〜€1,400前後（業種・地域により差あり）で、特にITや外資系企業、医療・工学分野などでは€2,000を超えるケースもあります。観光・サービス業などでは最低賃金に近い給与水準が一般的です。
都市別の生活コスト
ポルトガルは都市ごとに生活コストの差が大きく、住む場所によって家計のバランスは大きく変わります。
リスボン（首都）
- 家賃：中心部で1LDK €1,000〜€1,500
- 外食費：1食あたり€10〜€20（地元レストラン）、ランチセット€8〜€12
- その他：交通費、光熱費、通信費なども含めると月€1,500〜€2,300前後が一般的な単身生活費
観光とビジネスの中心であるため、物価は全国的に最も高く、外国人向けの物件やサービスも多い。
ポルト（第2都市）
- 家賃：リスボンよりやや安く、中心部で€900〜€1,300前後
- 外食や日用品の価格は全国平均程度
- 歴史ある街でありながら、コストパフォーマンスの良さが魅力
コインブラ・ブラガ・アヴェイロなど地方都市
- 家賃：€600〜€900で良質な物件も多い
- 食費・光熱費も抑えやすく、月€1,000〜€1,500で快適に生活可能
- 学生・研究者・リモートワーカーに人気
アルガルヴェ地方（ファロ・ラゴスなど）
- 家賃：観光シーズンは変動が大きい（短期賃貸は高め）
- 外食や交通費はエリアにより異なるが、全体的には中庸
- 海沿いのリゾートライフを求めるリタイア層に人気
補足：ポルトガルの生活費の特徴
- 光熱費が意外と高め：特に冬場の電気・ガス代には注意。断熱性が低い建物が多いため、暖房費がかさむ傾向にあります。
- 自炊がコスパ最強：地元の市場やスーパーでは新鮮な魚・野菜・果物が安く手に入るため、食費は大きく節約可能。
- ルームシェアも選択肢：都市部の家賃対策として、特に若者や単身者に多く選ばれています。
結論：都市選びとライフスタイルで生活費は大きく変わる
ポルトガルでは「どこに住むか」「どんな働き方・暮らし方をするか」で月々の出費が大きく変わります。収入がそれほど高くなくても、コストを抑えてゆとりある生活を実現することは十分に可能です。
移住前に各都市の家賃相場・物価感覚をリサーチし、自分のライフスタイルに合った都市を選ぶことが成功の鍵です。必要に応じて現地視察や短期滞在から始めてみるのもおすすめです。
現地で働くメリット・デメリット
ポルトガルでの就労には、日本とは異なる価値観や制度が多く存在します。ここでは、現地で働く際に感じやすいメリットとデメリットを整理し、移住後の働き方やライフスタイルをイメージする参考にしてください。
メリット
- ワークライフバランスを重視した労働文化
ポルトガルでは、効率的な働き方や仕事と生活のバランス（Work-Life Balance）が尊重されており、残業は比較的少なめです。特に公的機関や中小企業では勤務時間が厳密に管理されていることが多く、就業後や週末の私生活が大切にされる傾向があります。 - 医療・社会保障制度が整っている
ポルトガルの公的医療制度（SNS）はEU内でも評価が高く、就労ビザやD7ビザ、自営業ビザなどで滞在している人も社会保障番号（NISS）取得後に医療サービスを受けられるようになります。また、失業保険や育児手当など、生活をサポートする制度も比較的充実しています。 - 英語が比較的通じやすい都市も多い
若年層や観光地を中心に、英語が通じる環境がスペインよりも広がっている印象があります。特にリスボンやポルトなどの都市部では、IT・スタートアップ業界を中心に英語が共通語となっている職場もあり、スペイン語圏に比べて外国人に開かれた労働環境が整っています。 - 有給取得のしやすさと休暇文化
ポルトガルでは、年間22営業日以上の有給休暇が法定で保証されており、夏休みやクリスマス前後に長期休暇を取る文化も一般的です。働く側の「休む権利」が社会に定着しているため、ストレスの少ない働き方が実現しやすいといえます。
デメリット
- ビザや登録の手続きが煩雑
ポルトガルで働くには、**滞在ビザ＋居住許可＋NIF（納税者番号）＋NISS（社会保障番号）**など、複数の制度にまたがる登録手続きが必要です。申請は原則ポルトガル語で行うことが多く、役所での対応や予約取得に時間がかかるケースも珍しくありません。十分な準備とスケジュール管理が求められます。 - 雇用契約や給与水準が日本と異なる
ポルトガルでは**有期雇用契約（Contrato a Termo）**が多く、昇給やキャリアパスが明確でない場合もあるため、契約内容をよく確認することが重要です。また、最低賃金が€800台と低めであり、特に現地採用では希望する給与水準を得るのが難しいこともあります。 - ポルトガル語の壁は依然として存在
都市部で英語が通じるとはいえ、行政手続きやローカル企業とのやり取りではポルトガル語が必要不可欠です。契約書・税金関連・医療説明など、重要な場面ではポルトガル語の理解が求められるため、語学力は中長期的に高めていく必要があります。
このように、ポルトガルでの就労には「ゆとりある生活」と「柔軟な働き方」という魅力がある一方で、制度の理解や語学面の準備が欠かせないという現実もあります。
移住後のミスマッチを防ぐためにも、自身のライフスタイルやキャリア志向と照らし合わせながら、就労先や働き方を選ぶことが重要です。「自分に合ったバランス」を見つけることが、ポルトガルでのキャリア成功のカギになります。
ポルトガルで働くために今からできる準備
ポルトガルでの就労を目指す場合、渡航前からの準備がスムーズな移住・就職への近道となります。言語、手続き、キャリアツールの整備など、事前に対応できることは意外と多くあります。ここでは、特に重要な準備項目を厳選してご紹介します。
- ポルトガル語の基礎学習やオンラインレッスンの活用
日常会話・書類理解・職場コミュニケーションに備えて、基礎レベル（A1〜A2）は習得しておくのが理想。アプリ（Duolingoなど）やオンラインレッスンも有効です。 - 海外就職向けの求人サイト・エージェントへの登録
LinkedIn、Expresso Emprego、Indeed.pt などで現地求人を事前にチェック。日系人材エージェントを通じての応募も有効です。 - NIF・NISSの取得要件の確認と事前準備
ポルトガルで働くには納税者番号（NIF）と社会保障番号（NISS）が必要。一部は渡航前の準備・代理申請が可能なケースもあります。 - 国際送金・オンラインバンクの利用準備（Wise・Revolut等）
給与の受け取りや生活費の送金に備え、海外口座やマルチカレンシーアプリを準備しておくと便利です。 - 履歴書（CV）やLinkedInプロフィールの整備（ポルトガル式 or 英文）
欧州式CVフォーマット（Europass）や英文履歴書の準備をしておくと、海外応募での信頼性が高まります。
これらの準備を少しずつ進めておくことで、渡航後のストレスや手続きの混乱を避けやすくなり、よりスムーズな現地生活・就労のスタートにつながります。
より具体的な準備ステップや体験談は、「ポルトガル移住前にできる5つの準備」特集ページでも詳しく紹介予定です。
体験談・ブログの活用
実際にポルトガルで働いている日本人の体験談やブログは、制度だけでは見えない“リアルな現地感”を知る手がかりになります。文化の違いや書類手続きの工夫など、参考になる事例が多いため、SNSやブログも積極的にチェックしましょう。
まとめ
ポルトガルで働くためには、語学力、キャリア準備、手続き理解の3点が大きなカギです。現地での求人獲得やビザ更新の際にも役立つため、渡航前からの情報収集と準備が非常に重要です。
自分に合った働き方（正社員・フリーランス・リモートなど）を見据えつつ、できることから着実に進めていきましょう。