Wise(ワイズ)で海外送金を最安にする方法– 最安0.68%で世界160 ヵ国へ。Wise徹底ガイド –

wiseでの海外送金に使うアイキャッチ画像

この記事では、日本から海外へ送金するコストを最小化する仕組み、Wise のメリット・デメリット、口座開設〜初回送金の手順、ビジネスでの活用法までを一気に把握できます。

目次

Wise とは?

イギリス発のフィンテック企業 Wise plc は、為替スプレッドを限りなくゼロに近づけた「実勢レート+固定手数料」という透明価格で急成長しました。現在 160 か国以上へ送金可能、日本でも 2024 年に全銀ネットへ直結し、さらに手数料が下がっています。英 FCA・日本の資金移動業者登録など、法規制に準拠した信託分別管理で資金を保全している点も安心材料です。

Wise の手数料と為替レート

送金額 (JPY→USD)総コスト着金予定内訳
50,000 円633 円 (1.27%)30 秒〜2 時間固定 265 円+為替 0.68%
100,000 円945 円 (0.95%)同上

上表のとおり、金額が大きくなるほど割合は下がり、銀行 SWIFT の約 1/4 に抑えられます。料金シミュレーターは登録前でも利用できるので、まずは実額をチェックしてみましょう。

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Wise が選ばれる 6 つの理由

  1. 最安級の総コスト ─ 固定手数料+実勢レートのみ。
  2. 着金が爆速 ─ 同行間は数秒、銀行宛でも平均 4 時間。
  3. 50 通貨残高を保持 ─ マルチカレンシー口座で為替タイミングを選べる。
  4. デビットカード発行 ─ 現地 ATM で即時引き出し。為替は決済時点の実勢レート。
  5. 法人 API 連携 ─ Shopify・Stripe などとの接続で売上を直接入金。
  6. フルオンライン完結 ─ 口座開設から送金までスマホのみで OK。

デメリット&注意点

  • 1 回の送金上限 150 万円(日本居住者)。高額は分割送金で対応。
  • クレカ入金は 1.7%〜。国内銀行振込が最安。
  • マイナンバー提出規定 ─ 年 100 万円超の送金累計で要提出。

3 分で完了!口座開設ステップ

STEP

メールアドレス登録とパスワード設定

こちらのリンクからWiseにアクセスします。

個人アカウントを選択し、右上の会員登録を選択してください。

名前・メール・パスワードを入力してください。Google/Apple ログインも可能です。

必要に応じてメールアドレスを認証してください。

STEP

アカウント種別選択

次に開設するアカウントを選択してください。

個人アカウントを選択後、あなたの住まいを選んでください。

日本在住の場合は日本を、すでに移住している場合は移住先を選択してください。住所確認がありますので、証明できる場所を選択してください。

その流れで、2段階認証を完了させます。

電話番号を入力すると、すぐにSNSでコードが送られてきます。そのコードの入力を完成させてください。

STEP

必要事項の入力

次に必要事項の入力に進みます。名前、職業、ご利用いただくサービスを選択してください。

名前に関しては、通帳の記載通りに入力してください。

次に本人確認に進みます。もし進まない場合は、Step5の途中で本人確認のプロセスが入りますので、Step5に進んでください。

STEP

本人確認と書類のアップロード

本人確認は選択した国によって異なります。日本の場合は、マイナンバーカード、運転免許書やパスポートが本人確認書類になります。

本人確認はスマホで行います。3点の準備ができましたをクリックすると、登録済みのメールアドレスにメールが届きます。スマホからそのメールを開いて、本人確認のリンクをクリックしてください。

wiseの指示通りに本人確認を完了させてください。

こちらで登録プロセスは完了です。

初回送金チュートリアル:実際に送金してみる

まずはサイトにログインし、ダッシュボードでから右下にあるの送金するをクリックしてください。送金額は次ので設定できます。

送金額と通貨ペアを入力してください。手数料と到着予定が即表示されます。

完了したら受取人を追加するをクリックしてください。

次に受取人情報を入力してください。(自分名義・他人名義・法人も可能です。)

入力が完了し、その口座を選択するとサマリーページが出てきます。利用規約に同意し、次に進んでください。

最後に入金方法を選択します。(国内銀行振込が最安です)

銀行口座で入金するを選択すると、wiseの入金先口座番号が出てきます。その口座番号に送金額を入金してください。

入金完了後、入金完了ボタンを押してください。その後、ダッシュボードに取引詳細が表示されます。

wise側の入金確認完了次第、指定した口座への送金が完了します。

豆知識:同一通貨ペアを定期送金に設定すると毎回入力する手間が省け、為替レート通知もメールで受け取れます。

法人・フリーランス向け活用法

  • 請求書発行:海外取引先へ USD / EUR 請求書を 1 クリック生成。
  • 一括バルク送金:CSV で最大 1,000 件をまとめ払い。給与支払いにも便利。
  • 会計連携:Freee・Xero に API 接続し、取引データを自動仕訳。

B2B で年間数百万〜の手数料削減実績も多数。導入相談はお問い合わせフォームからどうぞ。

Revolut・N26 と比較すると?

項目WiseRevolutN26
総コスト*0.68%+265 円0〜1%+220 円1.3%+€3.5
日本登録
特徴最安・透明マルチ機能EU 専用 IBAN

*10 万円→USD 送金時。詳細は 送金比較ハブ でチェック。

まとめ|まずはレートを確認しよう

Wise は「安い・速い・透明」の 3 拍子。迷ったらまずレートを調べ、銀行と比較してみてください。登録は完全無料・3 分で完了します。

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よくある質問(FAQ)

Q. 送金をキャンセルしたら手数料は戻りますか?
A. 送金前なら全額返金、送金後は着金状況により異なりますが、未着金であれば返金されます。

Q. 海外から日本へ戻すときも安い?
A. はい。クロスボーダー手数料は方向に関係なく同一です。

Q. デビットカードの年会費は?
A. 日本居住者向け物理カードは年会費無料、発行手数料 900 円のみです。

手数料およびサービス仕様は 2025 年 4 月 27 日時点の公表情報を基にしています。最新情報は Wise 公式サイトをご確認ください。

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